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2019年02月22日

2019年の日本古武道演武大会(前編)黒衣

今年も公益財団法人日本武道館から「平成31年度日本古武道演武大会」の招待状が届きました。
もちろん見に行きます。
日本武道館に到着すると、撮影しやすい最前列の席には、すでにずらりとカメラが並んでいました。

私は通路から前に出られる場所に設営開始。
エコノミークラス症候群予防のため、ブーツを脱いで持参したスリッパを履く。

日本武道館は1964年、東京オリンピックの柔道競技会場として建てられました。
座席は当時の日本人の体格に合わせられていて狭い。
椅子は固く、背もたれは垂直でリクライニング不可。
そのまま座って長時間観覧すると足腰に負担がかかる。
座面にストールを畳んで敷き、畳んだダウンコートを背もたれ代わりにして設営完了。

ホッとする間もなく「日本古武道演武大会」がスタート。
「開会式」に参加している演武者に女性と外国人が増えました。

「関口新心流柔術」の宗家と、「沖縄剛柔流武術」の代表が古武道功労者として表彰された後、「演武始め」は「小笠原流弓馬術」。
鎌倉武士装束の演武者が、祝事に魔を祓う「百々手式(ももてしき)」で矢を放ちます。

若い女性が鮮やかに投げ技を見せる「関口新心流柔術」。
納刀と同時に足を引く独特な所作の「鞍馬流剣術」。
外国人が活躍する「竹生島流棒術」。
甲冑姿で力強い演武の「柳生心眼流甲冑兵法」。

「柔術の始祖」と呼ばれる「竹内流柔術腰廻小具足(たけのうちりゅうこしのまわりこぐそく)」は豪快な投げ技と華麗な動きの「捕縄術」を披露。
「オー」という長い気合いと打ち込みの速さが印象に残る「當田流剣術」。

鎌、棒、亀の甲羅でできた盾、短槍、船の櫂型の棒などを使う「琉球古武術」。
宮本武蔵で有名な「兵法二天一流剣術」。
「荷鞍」という独特な防具を使う「諸賞流和(しょしょうりゅうやわら)」。

戦国武者装束で巻き藁を斬る「初實剣理方一流甲冑抜刀術(しょじつけんりかたいちりゅうかっとうばっとうじゅつ)」。
二刀で演武する「心形刀流剣術」。
「肥後古流長刀」は静かで合理的な動き。
「関口流抜刀術」は刀の動きを止めてくれるので、写真が撮りやすい。

柳生宗家の気迫があふれる「柳生新陰流剣術」。
安定した力強い演武の「本體楊心流柔術」。

独特な稽古法「立ち木打ち」を披露する「示現流兵法剣術」。
演武者が退場すると同時に、黒い上着と黒ズボン姿の男性が、すばやく立ち木をかたづけ、マットを敷き、畳を立て、小走りで退場します。
日本武道館のスタッフは機敏な動きで、演武大会の黒衣(くろご:歌舞伎や浄瑠璃で「観覧者から見えない」ことになっている黒い服を着た役者を助ける係)の働きをしていますね。

そして「根岸流手裏剣術」の演武者が入場。
畳に向かって手裏剣を投げつつ刀で斬りつける大技を見せ、ここで20分の休憩。

次回に続く……
ラベル:柔術 剣術
posted by ゆか at 18:46| Comment(0) | 武道系コラム | 更新情報をチェックする
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