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2019年11月22日

100年の計

「人生100年時代」……ベストセラー『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略(リンダ・グラットン アンドリュー・スコット他著(東洋経済新報社)』
今ではすっかりおなじみになった言葉ですが、自分が100年生きるというのがイメージしにくいんですね。

平成 30 年簡易生命表によると、男の平均寿命は 81.25 歳、女の平均寿命は 87.32 歳。
うーむ。平均寿命まででも、あと30年もあるのか。長いな。

2012年に「高年齢者雇用安定法」が改正されて、働きたい人は65歳まで働けるようになっていますが、60歳定年で65歳まで再雇用で年収が下がるパターンもありがちなので、老後の生活設計は微妙に難しいですね。

……待てよ。1990年に企業年金の試算の仕事をしていた時、定年を「55歳」で設定していたような気がする。

ちょっと確認してみると、やっぱり。
1994年に定年を60歳以下にすることが禁じられるまで、定年は55歳が主流でした。


ちなみに厚生労働省『参考資料2 平均余命の年次推移』によると1990年の平均余命(平均寿命)は、男性75.92歳、女性81.9歳。
今より6年ほど寿命が短かったようです。

面白かったので、最初に平均余命の調査が行われた1947年までさかのぼってみると、驚くべき数字が……

男性50.06歳、女性53.96歳! 
夫や私は平均余命より長生きしている!
でも、1947年当時は現在とは違って、誰も老後や年金の心配をしていなかったんじゃないでしょうか。

たった70年で日本人の平均余命が30歳以上も伸びたのも、よく考えるとものすごいことですが、「老後」がのびた分、「生きている時間」も増えたわけですね。

「人生100年時代」は、「老後資金2000万円」に代表されるように「お金の問題」にされがちですが、これからは「老後、何をして過ごすか」も問題になってくるかもしれません。

老後資金は、家族構成や健康状態、老後に何をしたいかなどによって、必要な金額が違います。

計算式は

補てんが必要な老後資金=老後の収入(年金や退職金など)見込額−支出予定額(30〜40年分の生活費+医療・介護・リフォーム代等)

生命保険文化センターの令和元年度「生活保障に関する調査」によると1か月に必要な老後の最低日常生活費は平均22.1万円。
ゆとりある老後生活費は平均36.1万円。
これに12をかけると1年あたりの生活費の金額が出ます。
それに必要な年数をかけると、ある程度老後に必要な金額がわかりますね。

「2000万円」にこだわらず、マイナスになった金額分だけ、老後資金を用意すればいいのですが、もし、インフレが起きれば金融資産は目減りします。
老後資金は「2000万円」では足りないので、我が家は「年金をもらいながら、できるだけ元気で働く」という選択をしました。

別に無理して100年生きなくてもいいけれども、「稼ぐに追いつく貧乏なし」という言葉もあるように、健康に気をつけて働いていれば、ある程度は大丈夫。
年金の切り下げ、老後資金不足に対する最大の対策は「健康的な生活」なのかもしれません。
posted by ゆか at 23:59| Comment(0) | お金のこと | 更新情報をチェックする
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