感染症の拡大を防ぐために、総理大臣が緊急的な措置を取る期間や区域を指定して「緊急事態宣言」を出して、都道府県知事がさまざまな要請や指示を行うことができる法律です。
感染症防止対策として要請されるものは……
「外出の自粛」「学校の休校」「百貨店や映画館など多くの人が集まる施設の使用制限」「臨時の医療施設整備のための土地や建物の使用」「医薬品や医療機器の配送の養成」「医薬品の収用」などで……
要するに「外へ出るな」「移動するな」「集まるな」。
この全部に制限がかかったら、かなり辛そうです。
すでに3月2日から小・中学校と高校の休校が、全国ではじまっていますが……
「毎年春休みあるから一緒やんけ」というご意見もあろうかと思います。
確かに毎年、3月半ばから4月初頭まで学校は「春休み」ですが、休み中、子どもたちは外で遊んだり、家族と旅行したり、塾へ行ったりしています。
これが全然できないとなると、かなりのストレスでしょう。
しかも、「出勤が危険」ということで、在宅でテレワークで仕事をする人も増えています。
つまり、家族が一緒に家にいる「巣ごもり」時間が長い日が続くということですね。
子どもたちのために、学習教材やエンターテイメントのコンテンツが、ネット上に大量に無料公開されていますが、1か月ほど、ほとんど外へ出られないんだから、それだけではつらい。
ゲームは子どもの心をひきつけるけれども、毎日朝から晩までゲームばかりやってる生活は、教育上よくないような気がします。
「家族で料理」「家族で掃除」みたいな、家事をイベント的に演出する工夫があれば楽しいかもしれません。
たとえば「インテリアの模様替え」と「片付け」をセットでイベント化する。
手順は次のような感じで。
1.室内のサイズ、今ある家具のサイズをメジャーで正確に測る
2.ノートやレポート用紙に、鉛筆やボールペンで、部屋のレイアウトの図を描く
3.電卓でサイズを計算しながら、残す家具・収納用品と処分する家具・収納用品を決める
4.買い足す収納用品をメモする(この時点で発注しておくと楽)
5.片付け開始 机(文房具・書類)、本棚(本)、クロゼット(服)など、順番に片づける
6.家具や収納用品に入っているものを全部外へ出す
7.持っているものを「アクティブ(いつも使う必要なモノ)」「スタンバイ(すぐに使えるよう待機しているモノ)」「プロパティ(すぐに動かせない状態のモノ)」「スクラップ(廃棄品)」の4種類に分ける
8.「アクティブ」と「スタンバイ」のモノは、定位置を決めて、元に戻す
9.「プロパティ」で必要なモノがあれば「スタンバイ」に含めてもよい。
10.「スクラップ」や「プロパティ」の中から、売れそうなモノがあればフリマアプリで売る
11.残ったスクラップは処分する
片づけに必要な文具は「メジャー」「ノート」「レポート用紙」「鉛筆」「ボールペン」「電卓」「メモ」など、自分で買っていきます。
イベントみたいな「特別な雰囲気」を出すために、ネットで文具を選んで取り寄せるところからやってみると楽しいかもしれません。
学校の休校が終われば新学期なので、その準備としても有効です。
ちなみに、今年の1月「整理収納教育士」という資格を取りました。
小学校の授業で「片付け」が本格的に取り入れられるそうだし、もう少し自分の家もきちんと片づけたいので。
これからは、文具の話に収納整理の話も組み混ぜて、書いていくことも増えると思いますが、よろしくお願いします。
(この記事は2020年3月11日のデータを元に作成しました)
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