新着記事

2020年04月10日

再生するノート

最近、なぜか「人気記事」の上位にランクインしている、ちょっと昔の文具の記事。「文具の曲がり角」「文具界の過激派」

2018年に破産申請・負債総額16億円で破産した文具メーカー「ユナイテッドビーズ」と、そのスタッフが苦境の中で立ち上げた文具メーカー「ラダイト」の話です。

元々「ユナイテッドビーズ」のファンだったので、ちょっと気になって「ラダイト」のWebショップをのぞいてみると……
びっくりするほど品数が増えている。
倒産した「ユナイテッドビーズ」は、手帳やノート、帆布小物で有名なメーカー。
その再生形の「ラダイト」も、同じような品揃えの文具を作っています。
「ユナイテッドビーズ」は倉敷帆布や岡山デニム、イタリア合皮などの上質な素材を使った雑貨作りを得意としていましたが、「ラダイト」は、さらに姫路レザーやコーデュラ(ナイロンの7倍の強度を持つ繊維)といった、質実剛健な素材を加えています。
デザインも、モダンな「ユナイテッドビーズ」から「ミリタリー」な感じになって、だんだん「別な文具メーカー」に進化していっていますね。

ここで売られているノートは「ファンクションノート」と呼ばれるもの。
ガントチャートやバーチカル週間プランナー、デイリープランナーなど、時間をコントロールし、仕事の生産性を高めるための工夫が満載。
サイズはA5スリム、A5、B5の3種類。

……うーむ。これはノートじゃなくて手帳のような気がするけど。
でも「ラダイト」は「これはノートです」と言ってるので、ノート何でしょう。

「異なるノートリフィルとカバーを組み合わせ、自分だけの1冊を作る」というコンセプトは、ダイゴ―の手帳「Handy pick(ハンディピック)」に似ていますが、「ハンディピック」の表紙が黒とグレーのツートンカラーで統一されているのに対し、「ファンクションノート」は赤・白・黄色・青・黄緑・茶色・水色・グレーとさまざまな色があって楽しい。
透明ビニールや本革のカバーをかけて使うのも楽しそうです。

ポーチやペンケースの制作を、縫製が丁寧なメーカーに任せて、アメリカのミリタリーデザインの合理性も加え、「ユナイテッドビーズ」とは別の路線に進みつつある「ラダイト」。
これはこれでいいと思います。

多額の負債を抱えて倒産した「ユナイテッドビーズ」から1年もたたずに再生した文具メーカー「ラダイト」。
借金の整理をしながら新しい商品を作っていったスタッフの情熱はすばらしい。
これからも応援していきたいですね。
ラベル:手帳 ノート
posted by ゆか at 23:59| Comment(0) | 文具コラム | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
にほんブログ村ランキング
こちらには『ventus』で書かれている内容と同じ分野のブログがたくさんあります。
もし、よろしければご覧ください。

武術・武道ブログランキング

ステーショナリー雑貨ブログランキング