働き方改革で、テレワークは進んでいくのは間違いないので、これは気になる。
文房具総選挙2020 結果発表!「テレワーク&フリーアドレス文房具」に上位5位が発表されているので、みていきましょう。
第5位 ナカバヤシ「ori-pact バッグスタンド」
折りたたみ式のかばん置きですが、たたむとA4サイズ、厚さ7oの板状になります。
ただ、「耐荷重3kg」というのが少し心配。
合皮や革の鞄は、それ自体が1kgほどあるのに、そこへ書類やパソコンなどの重さが加わったら、耐荷重3kgでは、ちょっと危ないかもしれない。
耐荷重5kg程度のものが発売されたらいいんですが。
第4位 LIHIT LAB.「HINEMO スタンドポーチ」
ノートパソコンを収納できるインナーポーチですが、机の上に立てて広げるとパーテーション代わりになります。
さすがにリヒトラブのポーチだけあって、機能的で便利そう。
第3位 カウネット「1日分のゴミ袋 貼るタイプ/置くタイプ」
ゴミ箱!これは盲点でした。コワーキングスペースやシェアオフィスなど、個人用のゴミ箱がない場所で使える使い捨てのゴミ袋。
机の上に置くタイプと、シールで貼って机からぶら下げるタイプの2種類。
レジ袋が有料になったことだし、「あえて使いやすいゴミ袋を買う」というのも一つの手段かもしれません。
第2位 カウネット「テレワークバッグ」
仕事道具一式をまとめて持ち歩けるツールバッグで、口を開けてL字に立てると、手元を隠せる仕切りになる仕組み。
ポケットの配置が絶妙で、スマホを見ながら仕事がしやすいように工夫されています。
第1位 カウネット「折りたたみ集中ブース」
内側に文具用の収納ポケットがついたパーテーション。折りたたむとA4ファイルと同じサイズになるので携帯に便利。仕切りを立てることで「ソーシャルディスタンス」を保つこともできる「コロナ時代」を先取りした文具といえましょう。
今年はカウネットが上位3位を独占する大勝利。
「ついたて」代わりになる文具の入賞が多いことから、「どこでも周りを気にせず仕事に集中したい」というニーズは、これからも増えていくことでしょう。
「ゴミ箱」とか「かばん置き場」とか、盲点を突いたものも入賞。
まあ、確かに、フリーアドレスの職場や出先でのテレワークとなると、極端な話、机と椅子以外のものは自前で用意しなきゃいけないわけですね。
仕事場所を転々とすることもふえるだろうし。
仕事道具一式以外にも、「水筒」「化粧ポーチ」に加えて「ゴミ箱」やら「カバン置き場」を持ち歩かなきゃいけないとなると、結構な負担になります。
…ということは、今後テレワーク文具は「軽量化」「耐荷重強化」が鍵になりそう。
来年の日本文具大賞もテレワーク関連の部門が出てきそうなので、どんな文具が入賞するか楽しみにしています。