新着記事

2020年10月23日

刮目した文具

TWITTERで妙な動画が流れてきました。広げた手帳。白い軸で黒いゴムの組み合わせの、ちょっとおしゃれなペン型消しゴム。
黒い消しゴム部分を使って、手帳に書かれている字を消していきます。
白い手帳に残るパラパラとした黒い消しカス。
……ここまでは普通にペン型消しゴムの紹介動画でしたが、その先が違っていた。

白い手帳に点々と残った黒い消しカス。
そこへ、ペンの先端部のキャップを近づけると、あら不思議。キャップに消しカスがくっついていく。
昔、子どものころ、理科の実験でやっていた、砂鉄を磁石にくっつける実験。あれとそっくりでした。
しかも、ペン先を手帳のかたわらにある紙コップに近づけて、キャップについているレバーを引くと、摩訶不思議。消しカスが紙コップの中へ落ちていく。

どういう仕組みになってるんだろう…

何度も動画をみても、よくわからない。
作っているのはクツワ。

商品名は「ペン磁ケシ」。
白一色のペン軸に黒の消しゴム部分がアクセントで、綺麗なデザインなのに。
名前が「そのまんま」なのが…
「マグネット・イレーザー・ペン」とか、もっと何かセンスのあるネーミングはできなかったんでしょうかね。

名前はさておき、商品としてはよくできています。
消しゴムのゴムにフェライト(鉄の粉)を配合し、キャップに内蔵されたネオジム磁石で引き寄せる構造。
キャップのレバーを押すと磁石とフェライトの距離が縮むのでくっつき、レバーを引くと、磁石とフェライトの距離ができて離れるという仕組み。

磁石と砂鉄の間に下敷きを挟んでも、砂鉄は磁石にくっつく。
理科の実験から発送されたのかもしれないけど、手帳の書き込みを消すときに、
消しゴムのカスは気になっていたことは確か。

この「ペン磁ケシ」は2020年度グッドデザイン賞を受賞しています。
デザインが美しいしアイデアもおしゃれだから、やっぱりね。という感じ。

色はホワイトとグレーとピンク。文具店で見つけたら買ってみよう。

ところで、クツワは「学童文具」を得意としています。代表的なのは「PUMA」のロゴが入った「マグネット筆入れ」や、「3段筆入れ」などのペンケース類。あと、鉛筆削りの「ケズール」や「文具エプロンバッグ」でしょうか。

よく調べてみると「スヌーピー」や「ミッフィー」のライセンスも持っている。でも、「スヌーピー」とか「ミッフィー」のイメージが強くて、「クツワの文具」と意識せずに使ってることが多いと思うんです。

さて、クツワの発祥は1910年。110年前にさかのぼります。創業時は文房具の卸し会社だったクツワが1965年にメーカーへ方向転換。最初の商品は1967年に発売された「コスモ地球儀」。
ベルマークにも加盟して、「学校」をターゲットに据えた営業を展開。
1972年ごろから「筆入れ」が登場。今も定番になっています。
ちなみに、2012年からクツワの文具を使ったアイデアコンテスト「めざせ!100年文具への道」大賞がスタート。
今年で9年目です。
今年は「思い出になる文具」「プレゼントしたい文具」
「自慢したくなる文具」をテーマに、クツワ製品をベースにした文具のアイデアを競うもの。

大賞は「Omemory」という単語カードをアレンジしたアイデア。
カードの端にイラストを描いた単語カード。覚えた単語と切り取り線からちぎっていくと、
残ったカードの端紙がイラストの形のストラップになって残るので、達成感が感じられるというもの。

一般人の文具のアイデアには、時々目を見張るものがあります。
文具サイトを見る時、そういうページを見るのも楽しいものだなあと思いました。


(この記事は2020年10月22日の情報を元に書かれています)
posted by ゆか at 23:55| Comment(0) | 日常コラム | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
にほんブログ村ランキング
こちらには『ventus』で書かれている内容と同じ分野のブログがたくさんあります。
もし、よろしければご覧ください。

武術・武道ブログランキング

ステーショナリー雑貨ブログランキング