ジャーナリングとは「思っていることを文字に書き出して、頭の中を整理する作業」のこと。
「muute」は、一日の中で印象に残った出来事を「その時の感情」や「その時の思考」、「お気に入りの音楽」などを登録しておくと、そのデータをAIが解析。
自分の思考や感情の「癖」みたいなものがわかる仕組みになっています。
集められたデータをAIが分析して、1週間、1か月の単位でフィードバックが送られてくるので楽しみ。
それに、セキュリティがしっかりしていて、SNSのように他人に見られる心配がないそうです。
歩数計とも連動していて、その日の歩数もわかり、自分を励ましてくれる「名言」も日替わりで登場するので、健康にもいいアプリ。
「muute」は、一言で表現すると「ネット上にある鍵つき日記」みたいなもの。
現在は無料で使えるけれども、いずれは有料サービスになるとのことですが、有料になっても使い続けることになるでしょう。
ちなみに、2021年12月31日の「今日の言葉」として出てきたのは、アメリカの有名なビジネス・コンサルタントのブライアン・トレーシーの言葉でしたが……
自分の最大の「資源」が「経験」とか「知識」とかじゃなくて、「時間」というのが意外な感じがしました。
でも、言われてみれば、ある程度自分で生活時間の配分ができるから、「時間」も自分の重要な「資源」ですね。
そこで、自分の「スキマ時間」が、どのぐらいあるのか、調査をはじめました。
付属のファイナンシャルプランニング用の資料が目当てで、先日取り寄せてみた「FP手帳(近代セールス社)」。
時間の目盛りがついたバーチカル欄に、その日の出来事の時間配分を記録。
見開き1週間なので、余白がたっぷりあるのがありがたいです。
例えば、「仕事」として、パソコンに向かっている時間のうち、メールは何分かかってるか。
SNSには、どんな頻度で書き込んでるかなど、細かいデータを記録します。
3日間調査を続けてみたところ、パソコンに向かって仕事しているつもりでいたのに、意外と仕事じゃないことに時間を費やしているのに気づいて、反省しているところです。
とりあえず1ヶ月、調査を続けてみることにしました。
たぶん、ムダに使ってる時間を有効活用できるんじゃないかと思います。
これまで、長い介護期間に悩まされてはいたものの、どちらかというと、のほほんと生きてきたけれども、気がつけば50を過ぎて、人生の残り時間が少なくなってきています。
でも、やりたいことは、まだまだたくさんある。
来年は、もうちょっと時間の配分を工夫したいですね。
今年……2021年も、さまざまなことがありましたが、なんとか「ventus〜風のごとく〜」を続けてこられたのは、読んでくださるみなさんの支えがあったからです。本当にありがとうございました。
それではみなさん。よいお年をお迎えください。来年も「ventus〜風のごとく〜」をよろしくお願いします。
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