「ホルポ」……「ごみ箱ポーチ」って何?
2022年2月4日に発売される「ホルポ」は、ゴミ袋をセットして使う「ごみ箱専用ポーチ」です。
薬を飲んだ後のパッケージ。
飴を取り出した後の包装。
使用後のウエットティッシュ。
使用後のティッシュペーパー。絆創膏を貼った後の包装紙……
そういった、外出先で発生する「小さなゴミ」。
みんな、どうしてるんでしょうね。
「ゴミ箱に捨てりゃいいだろ」と思っても、その場にゴミ箱がないことは意外と多くて。
最近、観光地でも公園でも「ゴミは持ち帰れ」という方向になってますね。
わざわざゴミを持ち歩いているわけではないけれども、突然発生する「小さなゴミ」。
その処理を解決するためだけに、この商品が開発されたらしい。
「キングジム」のすごいところは、ふと「こんなものがあればいいなあ」と思ったものを、本気で商品開発してしまうところ。
ウエットティッシュや使い捨てマスク、飴や絆創膏など、ゴミが出るものを入れる小物用ポケットがついた「スタンダードサイズ」。ティッシュケースがついた「二つ折りサイズ」。
発売されるのは、この2種類。
両方ともネイビー・ピンク・カーキ・クロの4色。
素材はナイロンやポリエステルのファブリック。
値段は両方とも1680円(税別)。
ロール状になったネイビーの専用ゴミ袋も、一緒に売り出されているけれども、40枚で410円(税別)って、少しお高いような気もする。
でも、いつも飴を持ち歩いてるから、これは便利かもしれない。
「いつも飴持ってるなんて、大阪のおばちゃんやなあ」という感想もあるかもしれません。
まあ、確かに、大阪に住んでいて、年齢的に「おばちゃん」ではあるけれども。
飴を持ち歩いているのは、喘息もちで気管支が弱く「風邪をひきやすい」からです。
私がいつも持ち歩いている飴がノーベル「VC3000」のレモン味。
飴1個の中にレモン7個分のビタミンCが含まれている「飴」というより「薬」。
ひきかけの風邪に効きます。
しかし、他人に勧めるのはどうかなあ。
昔、小学生だった甥に、こののど飴を渡してしまって「思ってた味と違う!」と叱られました。
「レモンジュースじゃなくて、ビタミン剤みたいな味がする」ということでしたが「レモン飴」じゃなくて「ビタミンのど飴」だから、それはしょうがない。
逆に「のどに効くから」を夫がくれた「龍角散ののどすっきり飴」を、うっかり口に放り込んで「うわぁあああ!」と叫びそうになったことがあります。
龍角散は江戸時代から伝わる「のどの痛みに効く薬」。
確かにのどの痛みには効くんだけど、この味は苦手。
すごいなあ。
「大阪のおばちゃん」は、自分が持っている飴を他人に勧めるんだ。
勇気があるなあ。
それはさておき、飴を取り出した後のパッケージの件。
私は外に出かける時、飴やチョコレートを入れているポーチ……通称「慰問袋」のほかに、ゴミを入れるための小さなポーチを持つことが多いけど、他の人はどうしてるんでしょうね。
「外出先での小さなゴミ問題」。
あんまり深く考えたことがなかったけど「ホルポ」は、この問題を解決しそうな気がします。
2022年2月4日に発売される「ホルポ」。ぜひ実物を見てみたいですね。
(この記事は2022年1月28日時点の情報を元に書かれています)
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