ミドリ「クリップルーラー」。
手帳用に開発された、ブックマーカーと定規、テンプレートが1つになった金属製の文具。
デザインも美しい。
でも、一つ難点がありました。
使えるのが「0.5mm以下のペン」に限定されていること。
これまで0.9mmのコクヨの「鉛筆シャープ」を使っていたのですが、このテンプレートには使えない。
とりあえず、夫が製図に使っていたステッドラーのシャープペンシルを使ってみたものの、ちょっと重くて疲れる感じがする。
疲れないシャープペン、買った方がいいかな。
ちなみに「疲れないシャープペンシル」の条件は……
・グリップがやわらかいもの
・ノックする回数が少なくてすむもの
・芯が折れにくいもの
この条件をクリアするシャープペンシルは、それほど多くないだろうなあ。
コクヨの「鉛筆シャープ」には、0.5mm芯タイプもあるので、それを選んでもいいんだけど、別のメーカーのシャープペンシルでもいいような気もする。
現物を見て決めよう。
近所の文具店で、シャープペンシルを見ていて、あるキャッチコピーに目がくぎづけになりました。
『集中力が変わるペン先』
最近、「集中力」という3文字に非常に弱い。
集中力さえあれば、物事を短時間ですますことができるので、どうやったら短時間で集中できるか。
それが最近のテーマです。
この絶妙なキャッチコピーのついた商品は、ぺんてるの「オレンズ」。
口金部分が筆圧や芯の減り方に応じてスライドする、ユニークなシャープペンシルです。
芯が出過ぎないから折れることも少なく、普通のノック式のボールペンに比べると、1本の芯で長く書けるので経済的。
そして、芯が折れにくいから、集中力も持続して疲れにくい。
面白いから、1本買ってみました。
説明書を見ると「芯を出し過ぎるな」とか「ノックは1回のみ」とか、厳しい作法があるけれども、普通にスーッと書ける。
0.5mm芯のシャープペンシルは、0.9mmよりも硬くてパキパキした感じが好きではありませんでしたが、これはそれほどでもない。
「疲れないシャープペンシル」の3つの条件のうち「柔らかいグリップ」はクリアしていませんが、軸の太さもほどほどで、疲れにくそうな感じ。
意外にいい買い物ができたようです。
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