「日本最大級の文具の博覧会」……広い会場に出展企業のブースが、ずらりと並び、色とりどりの新商品があふれんばかりに積み上げられています。
初日は金曜日だから、人出が今一つでしたが、週末は新作文具を買い求める女子で、フロアがいっぱいになるんでしょうね。
番組では色鮮やかなインクや、かわいいスタンプを取り上げていましたが、私の目を引いたのは、「ボディの上半分と下半分を好きな色で組み合わせられる300種類のシャープペンシル」。
1960年代のアメリカのボールペンを連想させる流線形のラインと、きれいなパステルトーンの軸が印象的。
「アンテリック・ステーショナリーズ」という、あまり聞いたことがないメーカーが作っているシャープペンシルらしい。
「アンテリック・ステーショナリーズ」の公式サイトによると、この会社の設立が2019年。比較的新しいメーカーで、取り扱っているのはボールペンとシャープペンシル、蛍光マーカーのみ。
軸の上半分と下半分に、好きな色を組み合わせてカスタマイズできるのは法人向けのOEM。
個人でカスタマイズできるシャープペンやボールペンを扱っているのは、文具女子博限定の特典ということらしいですね。
「組み合わせてカスタマイズできるシャープペンシル」として有名なのは、パイロットの「Hi-Tec-C Coleto」や、三菱鉛筆の「スタイルフィット」だけど。
アンテリックのシャープペンシルやボールペンも楽しそうですね。
「楽しみ」といえば、文具女子が文具女子のために選ぶ「文具女子アワード」も楽しみなところ。
今年は何が選出されるのか……
前から、文具女子博には興味があるけれども、用事と重なって今回も行けない。
いつかは行ってみたいですね。
文具業界の事業規模は縮小傾向と聞いているけれども、「女子文具」というカテゴリは、盛り上がるばかり。
これからも、「美しい」「かわいい」「心癒される」……そんな文具がたくさん出てきてほしいものです。
(この記事は2022年4月22日時点の情報を元に書かれています)
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