最近、「集中力が上がる」と評判の「ポモドーロ・テクニック」を試してみました。
1980年代、イタリア人のフランチェスコ・シリロが考案した時間管理術で、「ポモドーロ」はイタリア語のトマト。
シリロが時間を測るためにトマトの形のタイマーを使ったことが由来だそうです。
方法は……
1.タスクを選ぶ
2.タイマーで25分を設定
3.タイマーが鳴るまでの25分間、タスクに集中する
4.5分休憩する
「タスク25分、休憩5分」を4回繰り返したら、15分から30分休む。
やってみましたが……これが意外と難しいんですね。
「30分」でも「20分」でもない「25分」って、微妙な時間の長さです。
「25分まで、あと6分あるのか」と、しんどくなったり、逆にタイマーが鳴って「もうこんな時間?」と驚いたり。
……難しい。
「パソコンに向かった瞬間から仕事に没頭できる」というのが理想ですが、なかなかうまくいきません。
FP資格を取る時に通っていた学校の先生は言っていましたね。
「時々、あなたのような生徒さんがいるんです。儀式みたいに机の上の片づけから入って、そのまま平気で徹夜で勉強できる人が」
いったん「ゾーンに入って」しまったら、何時間でも集中力が持続するんですが、それまでが大変。
計画を立てておくことも大事ですが、どちらかというと環境に左右されやすいんですね。
集中できる音楽や香り以上に必要なのが、「負担にならない文具」かもしれません。
『テラコヤプラスby Ameba』には、「文具王」こと高畑正幸さんが「集中力が途切れない」筆記具を紹介した「筆記用具を変えたら勉強がはかどる! 「文具王」が教える集中力が途切れないシャーペン・ボールペン」という記事があります。
鉛筆1種類・シャープペンシル4種類・ボールペン2種類・蛍光ペン1種類の合計8種類の「書いていて負担にならない、集中力が途切れない文具」を紹介しています。
シャープペンシルと同じ素材。
折れにくいポリマー芯を使ったクツワの「ホクサイン」
口金の工夫で芯が折れにくい。
ゼブラのシャープペンシル「デルガード タイプER」
ノックなしで書き続けることができる。
パイロットのシャープペンシル「S30」
太めのグリップと衝撃吸収素材「アルファゲル」で疲れにくい。
三菱鉛筆のシャープペンシル「ユニ アルファゲルスイッチ」
ノックの回数が少なくても長時間書ける。
ぺんてるのシャープペンシル「オレンズ」
口金に特殊樹脂パーツをはめ込み、ペン先がほとんどブレない。
ゼブラのボールペン「ブレン」。
重心のバランスが絶妙で疲れにくいボールペン三菱鉛筆「ユニボール ワン F」
2色のマーカー芯が1本の軸に内蔵されていて、持ち替える手間がない蛍光ペン「2トーンカラーマーカー(マークタス)」
……意外に数が多いですね。
どれも便利そうな機能がついている。
ハイレベルな文具を選んで使える……それが日本の文具のいいところ。
本当にありがたいことですね。
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