「社会人になってまで、勉強する必要ないでしょう」という考え方もあるんですが、資格取得が昇進や昇給の要件になっている会社もざらにあるし、転職のために資格が必要とか、「自分を高めたい」とか、さまざまな理由で、社会人になっても勉強を続ける人が多いのです。
「人生100年時代」に入って、政府も「学び直し」のための支援策を打ち出していますね。
文部科学省の生涯学習推進政策『学び直しについて』のページには、教育資金援助をはじめ、さまざまな政策支援のための連絡先が一覧になっているので便利。
特にパートやアルバイトの人でも受けられる教育訓練給付は、在職中でも使えるのでお勧めです。
さて、大人の勉強につきものの悩みが「時間がとれないこと」。
私も単位更新型のAFP認定者(提案書作成実技試験を受けた2級ファイナンシャルプランニング技能士)なので、やたらに勉強するはめになっていますが……
勉強しようとして、テキストに蛍光マーカーでラインを引いたはいいけど、ラインだらけになってしまって、どこが一番重要なところかわかりにくくなったりしています。
でも、マーカーで印をつけなければ覚えられないし。
ネット検索していて、それを解決できそうな文具を見つけました。
暗記学習に特化したカンミ堂の付箋「はがせるマーカーSTUDY」。フィルムテープ式ラインマーカー「はがせるマーカー」……これはマーカーではなく、テープノリと同じタイプ。
半透明のフィルム付箋をテキストのページに貼りつける形で、不要になったらはがすことができる。
これはいいかもしれない……
「暗記用シート付き」と「隠すタイプ」の2種類があります。
暗記シートは「ブルー」と「レッド」の2色。「ブルー」には赤の半透明のシート、「レッド」には緑の半透明のシートが付属。重要ヵ所にマーカーを貼り、シートをかざすとマーカー部分が黒くなって見えなくなる。
懐かしいなあ。中学の時に英単語を覚える時に使っていました。
すぐにはがせるフィルム付箋なら、「うっかりラインを引きすぎた」という失敗もなくなります。
ちなみに「「隠すタイプ」は、個人情報を隠せるシールと似たような模様がついたマーカーで、文字の上に貼ると、その文字が完全に見えなくなります。
「教科書を穴埋め問題集に」「書き込みした問題集の答えを隠して再利用」など、オリジナルな使い方ができるのがうれしいですね。
ひょっとしたら、今後、社会人になっても勉強を続ける人のために、学生とは違ったタイプの「学習文具」が出てくるかもしれません。楽しみなことです。
【関連する記事】
- 支給文具と自前文具の境界線
- 『すぐやる人のビジネス手帳術』
- 2023年の手帳
- 文具の墓場(アウトレット文具店)
- 手帳のお供(ほぼ日手帳ひきだしポーチ)
- 機動力勝負の文具(ペン型消しゴム)
- 異色のノート(本だったノート)
- シミに挑んだ文具メーカー(ZEBRA)
- 未来のデスクボード(4in1デスクボード)
- コクヨのチャット診断
- 集中力を上げるポモドーロ法と筆記具5選
- 文具女子博の不思議(アンテリック・ステーショナリーズ)
- ファイリングの鬼(スキットマン)
- 疲れないシャープペンシル(オレンズ)
- 春の手帳小物(クリップルーラー)
- ポータブル・トラッシュの時代(ゴミ箱ポーチ ホルポ)
- 手帳と資源(ジャーナリングアプリ muute)
- 不思議な手帳アプリ(ジャーナリングアプリ muute)
- 2022年の手帳(ガントチャートダイアリー・FP手帳)
- 文具の復活(ラダイト・ユナイテッドビーズ)