「ペン型の消しゴムは100円や300円じゃないからです。100均よりも、コンビニで探した方がよいのでは」と、答えを書き込みたくなりました。
私は不器用なので、時々手元が狂って、消さなくていい場所まで字を消してしまうので、最近はペン型消しゴムを使っているのですが、トンボ鉛筆「モノ・ゼロ」が、正価で385円(税抜き価格350円)。
消しゴムの老舗・SEEDの「スレンディプラス」が正価で550円(税抜き価格500円)だから、税抜き「100円」「300円」「500円」単位の100円ショップの店頭に並ぶのが難しい商品かもしれません。
「モノ・ゼロ」は、直径2.3mmの細い丸芯が、マークシート試験の塗りつぶしに向いています。
手帳にはさんで使われる想定の「スレンディプラス」は、平たい四角形のペン型消しゴム。
四角い消しゴムの角を使うと、狙った文字だけを消すことができます。
100均で文具を買うのに慣れた人にとって、ペン型消しゴムの値段は「高い」と感じるかもしれませんが、両方とも、別売りで消しゴム製の替え芯が売られているので、ずっと同じペンを使い続けることができます。
ちなみに、日本初の店舗型100円ショップ「100円ショップLIFE」が、1985年に愛知県春日井市に開店して以来、円高を背景に豊富な輸入品を扱って急成長。
100円ショップは日本中に広がっていき、消費者の物の買い方を変えました。
100円ショップ1軒で、雑貨店・文具店・手芸店・食器店・インテリア店などの商品を扱っているので、「100円でいろんなものが買える」と同時に「専門店を回らなくても必要なものが1か所で手に入る」というのも魅力ですね。
ただ、これから円安が定着してくると、輸入する雑貨が高くなり、自社で製造する雑貨も原料費が上がる。
100円ショップから、だんだん「100円」のものは減っていくのではないでしょうか。
「文具を安く使い捨てにする時代」から「文具をメンテナンスしながら大切に使う時代」へ。
そんな転換期に来ているのかもしれません。
(この記事は2022年9月16日の情報を元に書かれています。)
【関連する記事】
- 2023年の手帳
- 文具の墓場(アウトレット文具店)
- 手帳のお供(ほぼ日手帳ひきだしポーチ)
- 異色のノート(本だったノート)
- シミに挑んだ文具メーカー(ZEBRA)
- 未来のデスクボード(4in1デスクボード)
- コクヨのチャット診断
- 大人の勉強用文具(はがせるマーカーSTUDY)
- 集中力を上げるポモドーロ法と筆記具5選
- 文具女子博の不思議(アンテリック・ステーショナリーズ)
- ファイリングの鬼(スキットマン)
- 疲れないシャープペンシル(オレンズ)
- 春の手帳小物(クリップルーラー)
- ポータブル・トラッシュの時代(ゴミ箱ポーチ ホルポ)
- 手帳と資源(ジャーナリングアプリ muute)
- 不思議な手帳アプリ(ジャーナリングアプリ muute)
- 2022年の手帳(ガントチャートダイアリー・FP手帳)
- 文具の復活(ラダイト・ユナイテッドビーズ)
- ほぼ日手帳の「?」(ほぼ日ノオト)
- ありそうでなかった(無印カレンダー付箋紙)