「国民年金の納付期間が5年延びる」……さまざまなものが値上げを続けていて、暮らしづらい世の中になってきたと思っていましたが、これが一番衝撃的でした。
年金……本当にもらえるのでしょうか?
なんだか心配になってきました。
実は、今年の春、突然、年金機構から「国民年金保険料追納のご案内」が届いたんです。
「納めていない年金保険料を支払え」という話なんですが、身に覚えがありません。
しかも、その金額は16万8000円。
「なんでやねん?何を16万も請求されてるねん?」
年金保険料を滞納したことはないはず。
「支払え」と言われても納得がいかない。
年金事務所に問い合わせてみたところ、ようやく理由がわかりました。
私が扶養家族だったころ、夫が失業して1年近く、国民年金の減免を受けていた時期がありました。
今回案内が送られてきたのは、減免を受けていた期間の保険料の総合計だったのです。
しかし、夫の失業は7年も昔のこと。それを今更請求してくるか?
年金事務所で相談してみると、「納付は強制ではありませんよ」という話。
もし納めなかった場合、受け取れる年金額が減りますが。
私は扶養家族だった時期が長いので、もらえる年金が少ない。
最悪でも、老齢基礎年金の満額の777,792円(令和4年度の年額)は絶対に確保したいところ。
10年前までさかのぼって納付できるので、年金追納申込書をもらって納付しました。
国民年金の納付は60歳まで。今、私は56だから、これで大丈夫なはずでしたが、国民年金の納付期間が5年延びると事情が違ってきます。
5年間で納付しなければいけない国民年金保険料の総額が100万円。
個人事業主やフリーランサーにとっては、かなり痛い出費となります。
個人年金保険・iDeCo・企業型確定拠出年金・小規模企業共済などの「老後の資金」とされている金融商品についても、かけ方に見直しが必要になるでしょう。
しかも、頻繁に見直しをしないと、とんでもないことになってしまいそうです。
これからも年金制度から目を離せないですね。
(この記事は2022年10月28日時点の情報を元に書かれています)
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2022年10月28日
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