前々から「さっさとiDeCoはじめたら」とは言われていたんですが。なかなかスタートできなかったですね。
投資や資産運用には「余裕」が必要。金銭面だけでなく、精神面の余裕も大切。
FPとしては「若いうちから、投資信託などでコツコツと資産形成していってください」と言わなければいけないし、本来、それが理想なんですが、自分の家の話となると、理想通りにはいかない。
特に、22年に渡る義母の介護で1000万円かかってしまった我が家は、資産運用方面が非常に遅れていました。
長い間、お金の問題は「稼ぐ」か「貯金する」かのどちらかで、「資産運用で増やす」という選択肢が一般的になったのは、ごく最近のこと。とはいえ、高校で金融教育が行われている時代に資産運用」をやってないというのは、FPとしても、ダメだなあ……と思ったので、とりあえず、証券会社に口座を開きました。
さて、ここから、どうやってお金を増やそうか……
と思っていた矢先に、夫が突然の病気で入院し、障害者となり、失業するという人生最大級のトラブル出現。
2年ほど、投資のことを考えている精神的余裕がありませんでした。
この間、「チーム・リタイア」の活躍で、年額1000万円の給付・補助・助成を得て、2年間で金融資産を500万円増やしましたが……
定年と年金受給開始が65歳。
今年57になるので、あと8年。
つみたてNISAやiDeCoで、20年かけて積み立ててる場合じゃない。
ある程度、まとまったお金があるので、若い世代向けの「投信を積み立てる」のとは資産運用のスタイルが違うはず。
どちらかというと「退職金資産運用設計」に近いイメージかな。
どこから手をつけたらいいんだろう?
その時「年金受給まで10年もないんだから、NISA口座で利回り4%以上の高配当株や投資信託で配当金を受け取るといいよ」と、先輩FPからアドバイスをいただきました。
ありがたいことです。
とり急ぎ、「資産運用実証実験」として、リフォーム資金100万円をドル建ての外貨預金を使って運用。
3か月半で19万円増やしてみました。
アメリカは年末にかけて何度か利上げを予定しているけれども、日本の経済状態から考えて、日銀が年内に利上げをすることは考えにくい。
そうなると、金利が高いアメリカに資金が流れて、ドルは値上がりする。
年内に1ドル150円程度まで円安が進むと予測しました。
急激な円安でシステムキッチンの素材が値上がりして、リフォームが予算より20万円弱超過する見込みでしたが、円安のおかげで、その分はきっちりと回収できました。
ただ、1日で7円も円高が進むようになってくると、初心者が手を出してはいけない領域ですね。
外貨預金やFXなど、為替がらみの金融商品に投資する場合は、気をつけてください。
大きく元本割れする可能性があります。
さて、我が家の話に戻りましょう。
今回の資産運用実証実験をふまえて、来年のスケジュールに「資産運用」の日程を組み込んでみることにしました。
為替や株の価格に影響するのが、アメリカの金融政策を決定する「FOMC(Federal Open Market Committee:連邦公開市場委員会)」と、日本の金融政策を決定する「日銀金融政策決定会合」。
この前後で、株価や為替が大きく動きます。
楽天証券が発行している「株主優待カレンダーbyトウシル」を買ってみました。
楽天証券が運営するメディア「トウシル」は、すぐに楽天証券の金融商品を勧めてくるところを差し引いても、初心者向けの解説が充実しています。
「株主優待カレンダー」は卓上型。
表がカレンダー、裏がその月の「株主優待BEST5」。
企業名と株価、株主優待の内容、優待を受けるのに必要な金額などの情報が載っています。
例えば、6月と12月に優待が受けられる「日本マクドナルドホールディングス」。
バーガー類・サイドメニュー・ドリンクの引換券(6枚つづり)がもらえます。
優待を受けるために必要な金額は100株で49万6000円(2022年8月12日現在の株価)。
……安いのか高いのかわからないけど。
「マクドナルドが大好き!」という人には魅力的なのでしょう。
このカレンダーには、金運がよくなる吉日「一粒万倍日」「寅の日」「巳の日」なども載っているので、ひょっとしたら、金運もよくなるかもしれない。
「FOMC」と「日銀」の政策会合の日を、来年の手帳に書き込んで、研究してみましょう。
(この記事は2022年11月11日時点の情報を元に書かれています)
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2022年11月11日
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