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2023年08月18日

電卓の盲点(カシオ・人間工学電卓)

今年も「第32回日本文具大賞」グランプリが発表されましたね。
毎年のことながら、日本の文具は、とんでもない進化を続けています。

今年のグランプリは三菱鉛筆「ユニ 詰替用」。
シャープペンのプラスチック製替え芯ケースを繰り返し使えようにするための、段ボール紙製の詰め替え用ケース。
一箱で4回分替え芯ケースにシャープペンシルの芯を補充することができます。

なるほど。確かに「サスティナブル」が必須になりつつある時代にあった文具ですね。

しかし、私が一番気になった文具は別にありました。

カシオ計算機「人間工学電卓」。
2022年度グッドデザイン賞を受賞している商品です。

国立研究開発法人産業技術総合研究所とカシオ計算機が共同開発した「人間工学に基づいた打ちやすい電卓」。
経理・会計士・税理士など、電卓を酷使する職業の人々が悩まされる病気「腱鞘炎」。
私もFPの勉強中に、右手を使い過ぎないように気をつけていますが、それでも腕がだるくなることがあります。

この電卓は、キーの部分が左側へ3度傾いている。
つまり、右手の親指よりも小指を置く部分が低い。
自然な手の形に合わせたフォルムですね。

『机に置いた状態で手や腕の自然な打鍵フォームによる、円回内筋 / 尺側手根伸筋 / 橈側手根屈筋の筋活動量の低減』と公式サイトの解説にあります。

なるほど。これまで、さまざまなメーカーが「打ちやすい電卓」を開発してきましたが、ここまで「人間工学」を重視した電卓はありそうでな
かったかもしれない。

今まで愛用してきた電卓はSHARPの「実務電卓」で、長さ20p、幅13p、厚み2.6p。
大きいんですが、大きめのキーになれてしまうと、キーの小さな電卓は使いにくいんですね。

長年使ってきたから、「そろそろ新しい電卓を」と思っていたので、ちょうどいいタイミング。
静音設計で5年保証。
12桁。長さ17.7.5cm × 幅11.1cm ×厚み 2.44pとコンパクトで、「MR」「MC」キーの配置は違うけれども、普段使うのは四則演算だから、そう問題はないかも。

今度、大手家電量販店に行ったおりに、試してみましょう。
楽しみなことです。
ラベル:電卓 文具
posted by ゆか at 17:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 文具コラム | 更新情報をチェックする
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