手帳と自分軸

「自分軸手帳」……最近、SNSで、ちょっとしたブームになっている手帳ですね。

「自分軸手帳」は、オンラインコミュニティ「手帳部」から生まれたオリジナル手帳。
自分軸手帳公式サイトには『自分軸手帳は、あなたの1年に寄り添いながら、自分軸を一緒に見つけ、育てていくパートナーです。』と書かれていて、普通の「手帳」とは違うものらしい。
『ジブンのことを書くことで、ジブンをもっと発見できる。』というコクヨの「ジブン手帳」とも、違うスタンスの手帳ですね。


自分の意志を大切に行動する「自分軸」。周りの意見や評価に左右される「他人軸」。
「自分軸」で生きると、自分にとって大切な価値観が見えたり、他人と比べて落ち込まなくなったり。
イライラやモヤモヤが減ったり、やるべきことに追われなくなったりする効果があります。

「自分軸手帳」は、ディスカヴァー・トゥエンティワン発行。値段は3850円（税込）。
結構なお値段ですが、「この値段で「自分軸」が発見できて、ストレスが減って、成功できるなら安い」とする考え方もありますからね。

再来年には還暦になる私も、そろそろ生き方を変えないといけないので、「自分軸」は再確認したい。
この手帳の「自分を確立する9つのワーク」が気になって調べてしまいました。
「9つのワーク」は「資源を見える化するワーク」と「自分軸を見つけるワーク」の2種類に分かれます。

1.資源を見える化するワーク

バーチカル欄で自分の24時間のスケジュールを確認して、「他人軸の時間」を削減する「24時間の棚卸しワーク」。
ほとんど家計簿と同じ「お金の見える化ワーク」。
「他人軸」のタスクを見直して、「他人軸時間」で浪費している「意志力」を取り戻す「引き算のワーク」

「資源」と言えば「時間」「お金」「集中力」などがありますが、「意志力」を「資源」と解釈した手帳は初めてみました。そして、「他人軸の時間」を徹底して排除しなければ「自分軸」は確立できないものらしいですね。

2.自分軸を見つけるワーク

やってみたいことや行きたいところ、ほしいものなどをリストアップする「足し算のワーク」
自分の得意や不得意を書き出す「自分のトリセツ」
気持ちの切り替えができることをリストアップする「ご機嫌発掘リスト」
幸せを感じる瞬間を知る「感謝のリスト」。
自分の能力やスキルを再確認する「行動を生む！学びリスト」
ワクワクすることを集める「わたしの〔　　　　〕リスト」

……なるほど。参考になりますね。

自分は何が好きで何が嫌いなのか？
何が楽しくて何がつまらないのか？
何が得意で何が不得意なのか？

もう一度、見直して、これからの人生を考えていくことにします。