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2024年01月12日

千三つの世界(正直不動産)

1月9日からNHKで放映されている『正直不動産2』。原作は「ビックコミック」に連載されている『正直不動産(大谷アキラ著)』。
一昨年放映された『正直不動産1』がパワーアップして、ますます面白くなった感じ。

「千三つ」と呼ばれる「嘘」がまかり通る不動産業界。
「登坂不動産」のエース営業マン・永瀬財地(山下智久)は「ライアー永瀬」と言われるほど、嘘と営業が得意な男でしたが、ふとしたことで壊した石碑の「祟り」で、まったく嘘がつけなくなって営業成績はがた落ち。
やがて心を入れ替えて「正直営業」で、成績を上げていく……というストーリー。

不動産業界の裏話や、家を買ったり借りたりする時に役に立つ知識も満載。
FPとしても勉強になる番組で、原作を買おうか思案中です。

我が家は夫婦二人。子どもがいないので、いつか自分の住んでいる家を手放す時がきます。
その時に、できる限りトラブルがないようにしたいし、資産価値も高い状態で手放したい。
それには知識が必要。
ファイナンシャルプランニングとも関連の高い分野です。

そこで、昨年、リフォームと介護と医療の専門資格「福祉住環境コーディネーター3級」の資格を取り、2級と宅建の勉強もはじめました。
宅建試験の「権利関係(民法)」のテキストを、ちらっとみると……
「代理権を持っていない人が「私は代理人です」と嘘をついて契約した場合は」とか「AがBをだまして土地を売り、何も知らないBがCに転売した場合は」とか……「騙される前提で進む話」が基本になっていたので驚きました。

家を借りる人の権利を保護する「借地借家法」や、住宅性能表示や新築住宅の10年保証を義務付ける「住宅品質確保促進法」が制定されて、だんだんクリーンになっていくようなイメージを持っていたんですが、不動産業は基本「性悪説」で動いているようです。
こうなると、家を買ったり売ったり、貸したり借りたりする場合は、素人判断は禁物ですね。

さて、「嘘がつけない不動産営業マン・永瀬財地」は、どんなふうに、この問題に向き合っていくのでしょうか。
ドラマが楽しみですね。

ラベル:不動産 お金
posted by ゆか at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | お金のこと | 更新情報をチェックする
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