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2024年01月26日

大雪保険

地震で半壊した家の屋根に、しんしんと無情に降る雪。降り積もった雪の重みで、崩れかけた屋根がさらに壊れていく。
大雪に阻まれて持ち主にはなすすべもない。
そこにさらに静かに降り積もる雪。……

能登半島地震のニュースで、大雪のため、ライフラインの復旧が遅れている被災地を見るのが、とてもつらいです。
ただ雪が降ってるだけなのに支援の手も届かない。
あらためて「雪害」の怖さに気づいたところに……

2024年1月24日から午前9時ごろからはじまった約19時間続いた名神高速道路・関ヶ原インターチェンジ付近の大渋滞。
上り線5.5キロ、下り線6.6キロ。
最大770台が雪に閉じ込められて身動きができない状態に。
ニュースを見ていると、動かない車の上に、どんどん雪が降り積もっていって、走ることもドアを開けて外に出ることもできない。
これも見ていてつらい。

「この人たち、大丈夫かね」
「自衛隊が除雪やってるし、水とか食べ物とか配られてるから、大丈夫やろ」

一緒にニュースを見ていた夫は楽観的でした。
その後、渋滞は解消されましたが、もっと長時間渋滞が続いていたら、一酸化炭素中毒やエコノミークラス症候群のようなトラブルも起きていたかもしれません。

「雪の災害」といえば、「吹雪や雪崩」のイメージが強かったんですが、ただ、しんしんと静かに雪が降り積もるだけで、こんなに恐ろしいことが起こるなんて。
火災保険で補償される災害の中に「雪害」があったのを思い出しました。
「雪の重みで屋根がつぶれる」なんて、雪の降らない地域の人間には想像がつかなかったのですが、能登半島地震のニュースで、あらためて、その恐ろしさを知りました。

地震で被害を受けた家屋が、さらに大雪で被害がひどくなった場合の保険……どこに聞いたら教えてくれるかな。

ちょっと調べてみると、ありました。
一般社団法人日本損害保険協会
令和6年能登半島地震により被災された皆様へ(地震保険の概要やお問い合わせ窓口等)
2024.01.01


災害救助法を適用された地域で被災した人向けに「継続契約の締結手続き猶予」「保険料の払込猶予」「各種手続きの簡素化や要件緩和」などの特別措置が設けられていますね。
家屋等の流失・焼失などで保険証券をなくして、自分の保険契約がわからない場合、フリーダイヤルで契約の照会を受けつけている一般社団法人日本損害保険協会「自然災害等損保契約照会センター」の案内も掲載されています。
最終更新日は2024年1月10日なので、また新たな情報が出てきたら更新されるでしょう。

被災地の人々に、一日も早く平穏な日々が訪れることを祈っています。
ラベル:お金 地震 保険
posted by ゆか at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | お金のこと | 更新情報をチェックする
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