地味にすごいものを作っている……知られざる匠が多い文房具業界。
「ファイリング用品を作っているメーカー」というと……
「フラットファイル」で有名なコクヨ。
「キングファイル」の普及率が高いキングジム。
「クリヤーホルダー」で知られるリヒトラブ。
このあたりは、すぐに思い浮かぶんですが。
あまり知られていないけれども、地道に実直に、創業から100年近くファイリング用品を作り続けてきたメーカーがあります。
1932年創業のセキセイ株式会社。
「ファイリング・カンパニー」を標榜するファイリング一筋のメーカーです。
デスクのスペースやファイルの分量に合わせて伸縮する「セリオ のび〜るボックス」は「文房具屋さん大賞2024」の「卓上収納賞」に入賞。冷蔵庫やロッカーなどに貼って、書類を仕分けられる「SEPAL マグラック」が2023年の「グッドデザイン賞」を受賞してる。
クオリティは悪くないのに、なぜか「地味」。
私はセミナーの資料整理用に「発泡美人Ⓡ」のクリップボードを持っているけれども、これは便利。
再生発泡PP製で軽くてタフ。
360度折り返せる表紙で立ったまま書きやすい。
クリップは黒、表紙は白一色でシンプル。
値段も税込880円で、それほど高くない。
デザインも悪くないし、商品の機能性は高い。
値段は手頃。
これだけの条件が揃っていて、なんで知名度が今一つなんでしょうね。
実力はあるのにもったいないメーカーだなあ。
「このファイルを買えば、もっと書類が整理できるはず」と、ついついコクヨやリヒトラブの新商品ばかり気になってしまうけれども、セキセイの新商品もチェックしなきゃいけなくなりそうですね。
「今時、紙のファイルなんて必要ですか?」と笑う人もいるかもしれませんが、「紙の資料を一切持たない人」というのは、まだそれほど多くないのでは。
ちなみに、「KOKUYO ファイリング研究室」には「書類整理の3原則」があげられています。
「タイトルを記入」「書類は立てて保管」「不要書類を廃棄する」ですが、「廃棄する」のタイミングが難しい。
10年前の資料でも、役に立つことがあるからです。
後で情報を引き出しやすいように「見出し」や「索引」をつけておきたいけど、どういう形が楽で続けやすいか……悩みは尽きないものですね。
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2024年06月14日
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