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2024年07月19日

続々・改造してますか?

たまたま、Amazonプライムデーで「何か文具が格安で売ってないかな」と思って検索していると、意外なものが引っかかりました。「クリップタフナー01」。ゼブラの「ブレン」と三菱鉛筆の「ジェットストリーム」の樹脂クリップ部分を補強するためだけに開発されたカスタマイズ用文具です。

ボールペンの樹脂のクリップ部分に取りつけて樹脂部分の折れや変形を防止する。
色はブックとシルバーの2色。
炭素鋼でできている本格派。

それにしても、専用のパーツまで作らないと壊れるかなあ。ボールペンのクリップ……

私のボールペンはペンケースに入っていることがほとんどなので、「クリップが壊れる」ケースはないし、ビジネスマンがスーツの胸ポケットにボールペンをさしてるところを見たりもするんですが、ボールペンのクリップって、そんなにやたらに壊れますかね?

ちょっと調べてみたら、「三菱鉛筆」公式サイト「よくある質問 クリップが開いた・折れた」で、クリップが折れるトラブルを図解つきで警告しています。
どうやらダブルクリップやメガネクリップの代わりに、ボールペンのクリップで紙の束をはさむユーザーがいるらしい。

ちょっとそれは思いつきませんでしたね。

以前、「改造してますか?」や「続・改造してますか?」で、「ボールペンの芯のカスタマイズ」について考えてみましたが、「ボールペンのクリップのカスタマイズ」は考えたことがありませんでした。

「ブレン」はそれほど軸色の種類はありませんが、「ジェットストリーム」となると、限定モデルのペン軸が、かなりの数で回っているので、「お気に入りのジェットストリームのクリップをカスタマイズ」するのは、意外に楽しいかもしれない。

ちなみに、この補強用の樹脂クリップを作っているTOHKIN(東京金属工業株式会社)は1951年創業。
ゼブラやパイロット、三菱鉛筆などの筆記具のクリップ部分や、紙をはさむクリップなど、「クリップだけ」を50年以上作り続けてきたメーカー。
特に紙束に押し込むだけで紙をホールドできる「スライド式ペーパークリップ」は、グッドデザイン賞の「2007年度ロングセラーデザイン賞」を受賞している実力派。

さらにAmazonで検索してみると、このメーカーは「クリップが付いた鉛筆キャップ」という商品も売っている。
このキャップをはめると短くなった鉛筆を持ち歩くのに便利そう。
こちらの方を買ってみようかと思っています。

「風が吹けば桶屋が儲かる」じゃないけど、おかげさまでよい商品を見つけられました。
posted by ゆか at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 文具コラム | 更新情報をチェックする
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