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2024年08月23日

「散らかる」VS「片付く」

えっ、これが色鉛筆?落ち葉にしか見えない……落ち葉とそっくりな形をした斬新な形の色鉛筆。

Xでコクヨの公式アカウントから流れてきたポストが目を引きました。
コクヨの「「落ち葉を模した色鉛筆」。
https://www.kokuyo.co.jp/newsroom/news/product/20240820cs1.html
「コクヨデザインアワード2023」で優秀賞を受賞した、若手デザイナーの吉田峻晟氏の作品を製品化したものですが、鉛筆の形をしていない色鉛筆をはじめて見ました。

色はリーフブラック・リーフレッド・リーフブルー・リーフグリーン・リーフイエロー・リーフブラウン・リーフライトブラウンの7色。
いずれも「落ち葉」をイメージさせるカラー。
価格は税込み3,960円。

コンセプトは「散らかったままで美しいものを作る」。
「散らかった状態」は「よくないこと」とされる現代に、あえて「散らかったまま」を選んだところがすごい。

私も作業中は資料や道具が散らかった状態になるので、「何か作る時は散らかる」のは仕方ないとは思うんですが。「散らかってない状態」も捨てがたい。

先日、「医療」「福祉」「建築」の専門知識を問われる「福祉住環境コーディネーター2級」の試験に合格したんですが、これは自宅のパソコンからネット経由で受験する「IBT方式」の試験。
カンニングの可能性があるので、机のパソコン以外のものを部屋に置いてはいけない。
画面の向こう側の試験官に、鏡で室内を映して何もないことを証明してから受験開始……という厳格な試験です。

でも、部屋に白い机、白いパソコン、白いキーボードとマウスしかない状態は新鮮でした。
日頃、いかに自分は雑然とした環境にいるか……それがストレスになっているか。
今は「整理する」をテーマに、やたらに片づける日々が続いています。

しかし、この落ち葉の形をした色鉛筆は美しい。
確かに「散らかったまま」でも、そのまま置いておける。
白い机の上に置くとインテリアとしていいかもしれない。

この色鉛筆は、尖った木の葉の軸の部分で細かい輪郭線を、葉の広い部分で広い面積を一気に塗ることもできる。
多彩な表現ができるようですが、たぶん、もったいなくて使えない。
色鉛筆ワークショップでは使わないと思うけれども、いずれ買うことになりそうな色鉛筆ですね。

posted by ゆか at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 文具コラム | 更新情報をチェックする
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