「『趣味の文具箱』創刊20周年記念号」……そのニュースを聞いた時、本当にうれしかった。
2021年2月9日、『趣味の文具箱』を発行していた竢o版社が民事再生法の手続き……つまり倒産。
2021年2月12日に、その衝撃について「文具の分岐点(『趣味の文具箱』休刊の危機)」で書きましたが、
出版事業を受け継いだIT企業「ヘリテージ」は、YouTubeやリアルのイベントと雑誌の企画をうまく組み合わせて情報発信しました。
事業継承後の「趣味の文具箱」の内容は「万年筆」と「システム手帳」を中心に、どちらかといえば高級文具好みのユーザー向けの内容ですね。
写真は相変わらず美しいし、情報も充実してるし。
残念なのは年4回発行で情報が遅いことだけかな。
久しぶりに「趣味の文具箱」公式サイト「趣味文CLUB」をのぞくと……
20周年記念限定商品の万年筆「ラミー サファリ フィールドグリーン ゴールドクリップ」が発売されたところ。
赤みがかったゴールドのクリップと暗緑色のボディの組み合わせが美しい万年筆は、30,800円とお手ごろな値段。
「趣味の文具箱」のロゴとシリアルナンバーはマニアにとっては魅力的。
同じデザインでボールペンやシャープペンシルも売っているので、ペンケースの中身を統一することもできるのが楽しい。
気になったのが無料キャンペーン。
有料会員の「趣味文メイト」の月額1,280円が期間限定で無料になるということですが。
1,280円×12ヵ月で1年間に15,360円。
微妙な値段ですね。
もう少しがんばると、パイロットの「カスタム ヘリテイジ92」クラスの万年筆が買えてしまう。(2024年10月11日:価格ドットコム参照)
特典は季刊の「趣味の文具箱」が4冊無料で届くことと「趣味文通信」や週に一回配信のメルマガ「趣味文電信」。
会員専用の文通サービス「趣味文ボトルレター」などですか。
ちなみに創刊20周年記念「趣味の文具箱 2024年10月号 Vol.71」は2,200円。
Amazonのkindle unlimited会員だと無料。
タイミングがよければバックナンバーも読める。
雑誌だけ買うと年4回発行で2,200円×4回、8,800円。
相当なメリットを強調しないと「趣味文メイト」は有料会員を集めるのが難しいかもしれません。
「文房具を愛し、人生を楽しむ本」……これからも「趣味の文具箱」が楽しみです。
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