「人生100年時代」、70歳まで働くことが「普通」になる時代が近い。
私が企業年金の設計書作成の仕事をしていた1991年、「定年」として設定されていたのが、男性55歳。女性が53歳。
法改正で2025年4月から定年を「65歳」とするよう企業に義務づけられたのは予想外だった。
そして、今、非常に悩んでいる。
私は27歳から22年間、義母の介護をしていたので、仕事探しは「まず介護ありき」だった。
「70歳まで働く」想定で戦略的なキャリアを築けていない。
年金支給年齢が65歳に先延ばしになり、この先、税金も社会保険料も物価も上昇を続けていくだろう。
働き続けるしかない。
障害者の夫を抱えているので、今のうちに介護と両立が可能で、体力があまり必要のない仕事に就いた方がいいんじゃないか?
ハローワークの50代の求人票を見て、その給料の低さと拘束時間の長さと体力的なきつさに絶望する。
とりあえず厚生労働省の「マイジョブ・カード」サイトから、「ジョブカード」をダウンロードしたところだが、どこから手をつけたものか。
この本の著者はキャリアコンサルティング協議会常務理事。
厚生労働省の「ジョブカフェ」で若者の就職支援に携わった「人材」の専門家だ。
タイトルの「40代」に「還暦前じゃ手遅れか」と一瞬ひるんだが、勇気を出して読んでみた。
定年後のキャリアデザインは「起業・独立」「転職」「継続雇用」「兼業・副業」の4種。
それを決定づけるのは「資産」「健康」「能力」「人間関係」のバランス。
そういえば「ジョブカード」には「能力」以外の視点がないな。
「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」は2021年に改正されている。
この本の出版は2019年だから「65歳まで働かなければならない社会」を想定した本ではない。
でも、書き込み式のワークシートは「ジョブカード」とは違う視点で作られているので、図書館に返す前にコピーしよう。
『定年後の仕事は40代で決めなさい』 原 正紀 著 徳間書店
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