パート主婦が厚生年金に加入する収入要件「106万円の壁」が撤廃される。
いよいよ年金の負担が重くなっていくのだろうなあ。
テレビで「年金だけでは生活できない」と嘆く高齢者のインタビューを目にするたびに不安になる。
基礎年金が年額83万1,696円+わずかな厚生年金+夫の年金とわずかばかりの金融資産。
……正直、老後が不安になることがある。
この本の著者はチャンネル登録者17万人の社労士Youtuber。「老後のお金」の配信が好評らしい。
その「年金を増やす方法」とは……
「長く働いて収入を得る」「70歳まで厚生年金加入」「年金の繰り下げ受給」「国民年金に任意加入」「NISAやiDeCoなどで自分年金を準備」
……格別目新しいものはない。
「60歳からでも1000万円の貯金は可能」
……期待して読んだら、解決策は「生活レベルを下げ、70歳まで夫婦で働いて月10万貯金する」だったりする。
うーん。夫婦とも70まで健康だったらできるのかなあ。理論上は。
最近では「いつまでもあると思うな親と金」という江戸時代の狂歌をもじって、「いつまでもあると思うな稼ぎと健康」とつぶやいている。
実際、夫は61歳で原因不明の病気で腸に穴が開き、障害者になって働けなくなった。
いくら稼げていても、身体を壊せばそれで終わり。
今は障害年金や各種補助金、給付金などでなんとかやれているが、この時、破綻するかどうかの明暗を分けたのは自治体独自のサポートだった。
給付金・助成金は毎年ルールが変わるので、一般人には把握しづらい。
自分の住んでいるところに、どんな行政サポートがあるかを、時々自治体公式サイトを確認しておくことをおすすめする。
担当相談窓口案内のほかに、補助金系統の最新情報が掲載されていることもあるからだ。
この本は「もらえるお金」について、わかりやすく書かれている本だが、「病気になっても障害年金がもらえない場合」や「未納で老齢年金が少額なケース」などの、バックアップにあたる情報が盛り込まれていればと思った。
『年金最大化生活』 社労士みなみ 著 アスコム
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