AIが出てきた時、「このままでは仕事がなくなるかも」と危機感を抱いた。
速い。
AIは無味無臭、誰が書いても当たり障りのない文章なら瞬時に作ってみせる。
人間のライターには勝ち目がない。
そこでAIのプロンプト(命令文)を研究し、同時に「AIに脅かされない収入源」として「資産運用」にも積極的に取り組んでいる。
果たして「10年後も仕事とお金に困らない状況」を生み出せるのか……
この本の著者は会員1.5万人の「AIコミュニティ」を運営し、企業にAI講師派遣を行う株式会社SHIFT AI代表。
「AI人材(AIを使いこなせる人材)」について、漫画と図解、平易な文章で紹介している。
ジェネラリスト:AIスキルと人間力を高めて出世
スペシャリスト:AIスキルに専門知識を付け加えて独立開業
フリーランス:AIスキルを身につけて生産性を向上させて収入アップ
「未経験60代でも3週間で7万円稼げた「AI副業のおいしさ」」という魅力的な項目もある。
単価の安い案件を大量に引き受けて、自分の代わりにAIに執筆させて稼ぐ手法だが……
「AIで出力しただけの文章」は簡単に見破れるから、その手法を使える場所は限られていると思う。
それに誰もがその手法をはじめたら、競争は激しくなってさらに単価が下がり、さらに大量の仕事を引き受けるはめになって「仕事に困らない」が「お金に困る」事態にもなりかねない。
難しいものだ。
2023年1月〜8月、アメリカでは8カ月間に生成AI人材の求人は33倍に増えた。
しかし、生成AI導入によってホワイトカラーの大量解雇が起きているそうだ。
これから「AIを使いこなせる人」と「AIを使いこなせない人」の格差が開いていくのは確かだと思う。
主要なAIツールやAIの用途、勉強の仕方や仕事の営業方法など、ゼロからスタートするのに必要な部分はすべてカバーしてあるので、「AIでお金を稼いでみたいけど、何からはじめていいかわからない」と迷っている初心者におすすめの本だ。
『AIのド素人ですが10年後も仕事とお金に困らない方法を教えてください!』 木内翔太 著 KADOKAWA
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