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2007年12月08日

『佐藤可士和の超整理術』

佐藤可士和(さとうかしわ)……
最近、すごく気になる人だ。

スマップ、キリン極生、NTT DoCoMoキッズケータイ、国立新美術館、ユニクロNYグローバル旗艦店、明治学院大学などのCI、広告、空間、プロダクト、商品開発まで幅広く手がけるアートディレクター。

……「整理すること=問題解決」と断言する著者の整理術とは。

整理(問題解決)のプロセスは3つ。
最初が「状況把握(現在ある情報をすべて集め、目に見える形にし、並べる)」。
次に「視点導入(並べた情報の中から優先順位を決め、情報同士の因果関係を明確にし、問題の本質を発見)」。
最後が「課題設定(問題の解決策を設定、磨いて光らせる、弱みを強みに反転させる、他のものと組み合わせるなどして解決)」。

整理の対象は
「空間(仕事場の整理、優先順位をつける)」
「情報(独自の視点を導入し、最終形となるビジョンを見つけ出す)」
「思考(考えを言語化し、相手に伝えてコミュニケーションを円滑に)」の3つ。
「空間」「情報」「思考」の順にレベルアップしていく。

キリン「極生」、「ドコモの携帯電話」、「ユニクロ」、「地域産業のブランディング」など、著者が関わった仕事を例に出しての、具体的な整理術の説明もあってわかりやすい。

もちろん、一般的な「整理」……空間の整理術の項目では、鞄の中身、デスク周り、パソコンのデータ分類などの合理的な整理術も掲載。

ただ単に「整理術=仕事がはかどる」のレベルにとどまらず、「何のために整理をするのか」目的をはっきりさせることで、人生のあらゆる場面で応用できる整理術を提案する。

『優れた視点で対象を整理すれば、解決に向けての方向が明確になる。答えは、目の前にあるのです』

……本の最後の言葉には、勇気づけられる。
読んだ後は、頭の中まで整理されて、すっきりしたような気分だ。

『佐藤可士和の超整理術』 佐藤可士和 著 日本経済新聞出版社
タグ:佐藤可士和
posted by ゆか at 09:08| Comment(0) | TrackBack(1) | 本読みコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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