ニュースで「警備会社の通報により駆けつけた警察は……」と聞く一方で、「犯人は駆けつけた警備員にとりおさえられ」とも聞く。
警備会社はいざと言う時、契約者を守ってくれるのか。
ただ通報するだけなら契約する意味がない。
どっちなんだろう?
実は、この本、幻冬舎のリクルート書籍シリーズ。
「現代のさまざまな仕事を図鑑化する」というユニークな企画。
本の冒頭は企業の説明。
そして、その企業で充実感を持って働いている数人をピックアップ。
それぞれの仕事内容、本人の性格、人生経験などを紹介する「オモテ面」と、仕事への熱意や今後の展望などを本人が語る「ウラ面」とで構成。
「警備会社」のイメージが強いセコムだが、防災システム、在宅医療サービス。
高齢者介護施設、遠隔医療サービス、医療法人との提携。
損害保険。地理情報サービス、情報通信サービス、デジタル衛星放送番組など、多くの安全・安心に関わる事業を行なっている。
この本に登場するのは、介護付き有料老人ホームプロジェクトサブリーダー。
セキュリティプランナー。ビートエンジニア。
セキュリティシステムエンジニア。セコムショップマネージャー。
サイバーセキュリティ研究者。情報管理システム構築技術者。
中国・大連セコム・セキュリティシステム管理者……。
全員、紆余曲折はあっても、現在の仕事に打ち込む若い人々。
それぞれに充実した日々を送っているようで、すこしうらやましい。
私たちが、普段目にしている警備員はBE(ビートエンジニア)。
地震、盗難、火事、停電などの緊急時に、24時間、365日対応で出動。
BEが出動する間に、コントロールセンターが必要に応じて警察に通報。
盗難の場合、駆けつけたBEが、気づかれないように犯人を監視。
場合によっては捕まえる……ということだ。
なるほど。これで納得できた。
『現代原色しごと図鑑2 セコム』 市川徹 著・現代就職研究会編 幻冬舎
ラベル:セコム
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