年に１度の人気コラム・ランキングの集計も、毎回（もう３回目だけど）、大変。
なにしろ、３００近くにコラムが増えてしまったので。
「そんなにようけ、書くやつがあかんねん」と言わないでください。
今年もがんばって、なんとか集計してみました。
では、発表いたします。
10位 古を鑑みる（後編） 古流復活
昨年の15位。今年はトップテン入り。
剣道と古流剣術、合気道の剣（合気剣）を比較する珍しい企画で、合気道家と剣士・剣術家の支持もいただいたようです。
昔の人は現代人より合理的な動きをしていたらしく、最近、古流武術は見直されてきているのですよ。
同門の空手家の松さん、居合道もたしなむＫさんよりコメントをいただきました。
９位 黒帯（後編） 激闘！
福岡の合気道有段者の大河まさみつさん、養神館合気道家で、中国武術をされているｓａｉｍｏｎさん、同門の茶帯のかめこさんからお祝いのコメントをいただきました。
その他たくさんの方のお祝いのメールやメッセージをいただき、ありがとうございました。
初段は丹田呼吸法習得のスタートライン。
稽古はこれからです。
８位 伊東屋と鉛筆補助軸
グッドデザイン賞受賞の有名な鉛筆補助軸。
『Ａｌｌａｂｏｕｔ』ステーショナリー・ガイドの土橋正さんからコメントをいただきました。
伊東屋オリジナルの商品は「古きよき時代の書斎」の雰囲気が残る上品な文具が多くて好きです。
７位 謎の手帳用紙、トモエリバー
最も手帳に適した謎の紙……「トモエリバー」を大追跡。
その正体は意外にも、紙を軽くしてカタログの郵便料金を抑える目的で作られたもの。
この紙が開発された直後から、カタログ通販全盛時代に。
巴川製紙所、恐るべし。
６位 ＡＩＫＩ（前編） 武田惣角と植芝盛平
大東流合気柔術と合気道……例えるなら「剛毅実直な兄と繊細な理想家肌の弟」。
共通点の多い二つの武道の比較を試みた作品。
「こないだ検索して、初めてお前のブログ見たけど、ＡＩＫＩは、よくできてた」と夫。
身内に読まれるのは気恥ずかしいものです。
これからは……「今月の武道コラムはなんじゃ！ ちょっとそこへ座れ！」と、リビングに正座させられたら、嫌だなあ。
５位 無印、禁断の味
無印良品愛好家の間で、「店頭で見かけたら思わず買う」「二度と買うもんか！」の両極端に評価の分かれる、いろんな意味で恐るべきお菓子「黒バウム」。
私と黒バウムが、なぜ、これほどまでに真剣に「対決」しているのか、今読み返しても不思議。
４位 デザインウォーズ
ＮＨＫスペシャル『デザインウォーズ』。
付加価値の高い商品＝優れたデザイン。
デザインを武器に携帯電話市場での生き残りをかけるＮＥＣ、ＬＧ電子、ソニー・エリクソン。
３社の熾烈な技術開発最前線に密着取材した番組について。
グッドデザイン賞主催者公式ウェブログからトラックバックをいただきました。
３位 ＡＩＫＩ（後編） 合気をかける
支援者の養神館合気道家、やままさんのリクエストで実現。
合気会合気道初段の私が、琢磨会大東流合気柔術二段の夫の解説で、大東流合気柔術六方会が全面協力した映画を鑑賞、大東流合気柔術と合気道の違いを考察する企画。
やままさんの他に、千葉の合気道初段ｓｈｏさんからも応援のコメントをいただきました。
２位 システム手帳道楽
昨年の８位。今年もランクイン。
システム手帳本体の自作……好みの革と金具、糸を選び、時間をかけて丹念に、自分の納得のいく手帳を仕上げる。
「究極の贅沢」というものでしょう。
１位 レポートパッドのある生活
２００７年度人気ランキング、堂々の第１位。
昨年の９位からランクイン。
レポートパッド（ホルダー）を開くと「さあ、やるぞ！」という気分が盛り上がって、なかなかいいものです。
レポートパッド（ホルダー）は、ソメスとレイメイ藤井以外の手帳メーカーや革小物メーカー各社も力を入れはじめましたから、これから楽しみな文具の一つ。
昨年度の人気ランキングでは、日常コラム文具系が大躍進しましたが、今年は武道系コラムも巻き返しにかかりましたね。
このサイトには、読書家と武道家、文具愛好家の皆様が集まられています。
一見、共通点がなさそうに思われるでしょうが、分野は違っていても「向上心あふれる努力家」という同じ気質を持つ方々が、この『ｖｅｎｔｕｓ』に来られているように、私には思えます。
ちなみに、
11位 呼吸の謎（後編）呼吸と気合い
12位 ９０周年ですよ
13位 短刀取り（前編）小太刀と懐剣
14位 『佐藤可士和の超整理術』
15位 リーガルパッドの謎
16位 心眼（前編）見の目・観の目
17位 呼吸の謎（前編）踵の息・足心の息
18位 三十一の杖（後編）組杖？組太刀？
19位 ラベルメモと無印透明付箋紙
20位 黒ロディア登場！
となっております。
２００７年度総来訪者数３８１２３名。
前年度が２５１７７名。
実数来訪者とアクセス数の差は２．８倍。
実数来訪者とアクセスビュー数の差が縮まったのは、ＲＳＳ（更新情報通知ソフト）を使われる方が増えたためでしょう。
実は、２００７年９月から３ヶ月間、アクセス数が減り続けた時期がありました。
おそらく『ｖｅｎｔｕｓ』が、８月に応募した信毎ＨＰ大賞の一次選考落ちしたため。
信毎ＨＰ大賞がアクセス数と更新回数、コメント・トラックバック数でブログの評価をすると知らずに、コラムの質を落さないために更新日を限定し、来訪者の皆様のご迷惑をかけるスパムを防ぐために、コメント・トラックバックを認可制にしている『ｖｅｎｔｕｓ』を、応募してしまった私のミスですが。
３ヶ月連続で来訪者数が減るのを見ていて「そんなに『ｖｅｎｔｕｓ』ってダメなのかなあ」と不安になったりしました。
でも、年末から再び来訪者数が増え、今は信毎ＨＰ大賞応募直前の１．５倍の来訪者数に。
続けていて本当によかった。
これもひとえに来訪者の皆様、支援者の皆様のおかげです。
今後とも『ｖｅｎｔｕｓ〜風のごとく〜』をよろしくお願い申し上げます。
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