節税電子書籍のことだ。
一般の人にもできる合法的節税対策「青色申告」を広めることで、主婦やサラリーマンにも、きちんと「税金」について考えてほしかったのだが。
書籍化をめざした企画持ち込みからはじまって、紆余曲折を経て、電子書籍で無料公開。
6601人の閲覧者を集めるも収益はゼロ。
私にとって、採算が取れなかったことよりも「関係者に裏切られる」経験の方が辛かった。
特に節税ブログ連載中に、四コマ漫画を担当していたイラストレーターの友人が、突然連載を終了して音信不通になる……
これがかなりの痛手だった。
どこをどうすれば、この失敗を避けられたんだろうか。
今も答えが出ない。
著者は外資系のボストン・コンサルティングを経て、現在は起業家を支援するドリームインキュベータ代表取締役会長。
多くの経営の失敗を見てきた「失敗分析の専門家」が、「若い人」に向けて「失敗から何を学ぶか」をアドバイスしたのが、この本。
著者は「若い人」を「50歳未満」と定義。
不惑を超えた私も「若い人」になるので安心して読める。
『「人を裏切るか、金を出すか」という選択肢を迫られたとしたら、もう明らかに金を出すほうを選ぶべきだ。なぜなら人間関係が残っていれば、再起を図ることはできるからだ』
……多くのアドバイスの中で、この言葉は特にありがたかった。
2月のアクセス解析コラムで、節税電子書籍の収益上の失敗を表明したが……。
『ventus』には変わらない数の来訪者が集まり、mixiやFacebook、Twitterの友人たちから激励のメッセージをいただき、節税電子書籍制作に協力してくれた監修税理士の大上敏幸さんと簿記講師の妹からは、「次はがんばったらいいやんか」と逆に励まされる始末。
幸い、この失敗と同じタイミングで、一つのチャンスが舞い込んできている。
おそらく私の執筆歴上でも重要な転機になるだろうが。
今は前進あるのみだ。
『「正しい失敗」の法則』 堀 紘一 著 PHPビジネス新書
ラベル:コンサルタント
【関連する記事】
- 『江戸商い解剖図鑑』
- 『移民1000万人時代』
- 『税の日本史』
- 『関税の世界史』
- 『AIのド素人ですが10年後も仕事とお金に困らない方法を教えてください!』
- 『いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン 最新改訂版』
- 『時間をもっと大切にするための小さいノート活用術』
- 『見てすぐできる! 図解 60歳からの「紙モノ」整理』
- 『移動と階級』
- 『アメリカの今を知れば、日本と世界が見える』
- 『年金最大化生活』
- 『定年後の仕事は40代で決めなさい』
- 『仕事ができる人になる 図解の技術大全』
- 『まさかの税金』
- 『社会保障のトリセツ』
- 『ほんとうの日本経済 データが示す「これから起こること」』
- 『基軸通貨 ドルと円のゆくえを問い直す』
- 『つくる仕事の一日』
- 『ずるい!ChatGPT仕事術』
- 『外資系コンサルが×AIのプロが教える 生成AI時代の「超」仕事術大全』
