誰に知らせるか?
母が亡くなったのが12月15日。
真っ先に問題になったのが喪中欠礼状でした。
喪中欠礼状は11月中旬から12月中旬くらいまでには出すのが一般的ですが、すでに年賀状の差し出しは始まってしまっています。
そして、欠礼状を送るのは「年賀状のやり取りのある相手」が必須になっていますが……
どの範囲まで知らせるか。
意外に悩むところ。
日本郵便のアプリ「はがきデザインキット」のテンプレートを眺めていると、今年の喪中欠礼状の文例に目をみはったものがありました。
『喪中につき年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます』の定型文の末尾に……
『皆様からの年賀状は有難く頂戴いたしますので こちらの喪中にはお気遣いなくお送りくださいませ』
その手があったか!
思わず声を上げてしまいました。
年賀状を出した相手から年明け寸前に欠礼状が届く。
または欠礼状を送らなかった相手から年賀状が届いて「しまった!」と思ったことが多々あって「本当に喪中欠礼状をもらったら年賀状は出しちゃいけないのだろうか?」と、長年もやもやした気持ちを抱えていました。
この文面なら年賀状を送った人にも、もらった喪中の人にも負担がありません。
喪中欠礼状が届いたのがきっかけで、縁が途絶えることもない。
「喪中のため、こちらから年末年始のご挨拶に出向く、または年賀状を送ることは控えますが、年の始まりを祝うお気持ちはありがたく頂戴いたします」
元々、年賀状も喪中欠礼状も郵便局が作ったものですから、ある意味「年賀状と喪中欠礼状の関係に新たな公式見解が出現した」ともいえますね。
ついでに年賀状の歴史のおさらいを。
『郵政博物館』によると、年始の挨拶状を送り合う習慣は、起源が定かではないものの、平安時代後期には存在していました。
明治4年(1871年)に郵便事業創業後、年賀状を郵便で送る習慣が広まり、明治6年(1873年)に年賀葉書が登場します。
誕生当初の年賀状は、今の葉書とは違って、薄い紙を二つに折ったものでした。
年賀状印刷やポチ袋を製作するフタバ株式会社の『年賀状博物館』によると、喪中欠礼状の始まりは明治31年(1898年)の英照皇太后(明治天皇の母)の大喪に対し年賀欠礼の書状。
昔は「年始回り」として人の家に訪問していたのを、簡略化して葉書を送り合う習慣が定着して百年。
また、新しい習慣が「伝統」として積み上がっていく時期なのかもしれません。
ちなみに、今は寒中見舞い状作成でバタバタしています。
1月7日(松の内)以降〜2月4日(立春)頃までに、年賀状を出しそびれた方、返しそびれた方、喪中の方に出す季節の便りですが、目上の方や、しばらく音信のなかった友人知人に出していっています。
「今時、SNSでやればいいでしょう」という方も多いとは思いますが、今年に入って年賀状が届いたのがきっかけで人に会ったり、「寒中見舞い状ありがとうございます。大変でしたね」と電話をいただいたりと、葉書が新しい「ご縁」を作り上げる……というのも悪くないですね。
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2018年01月12日
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